リハビリテーション

痛み、炎症、怪我、手術後の回復…

最適な治療法を見出すためには、考慮しなければならない画一的ではない要素が非常に沢山あります。

共通点は一体何でしょうか?

良好な臨床結果を得るために必要な生理学的プロセスは、ほとんどの場合末梢の循環機能と神経筋機能に関連しています。

人の身体は、さまざまな困難な状態に適応し、またそれを治癒するための自然治癒システムがあります。

しかし!それだけではなく、身体にとって良い効果のある外部からの刺激を、うまく身体内部で活用することができます。

Wintecare applicazione in Riabilitazione

セラピストが果たすべき役割は?

1、治療を開始していくうえで、クライアントの診断結果と主訴を理解していることが大切になります

2、解剖学、病理学的、生理学的知識を習得することが、最良の治療計画を決定するために重要になります

3、問題の解決を加速させるために最も有効なツールを手に入れ、改善するために必要な反応を身体に引き起こすための徒手的な技術の習得が必要になります

WINTECARE®はリハビリテーション分野において、今まで以上の結果を望むセラピストやクライアントの最良のパートナーに

私たちは病院やクリニックの理学療法士、その他医療者と協力して開発を進めています。

最高のテクノロジーを提供するとともに、私たちのデバイスを選択していただいたセラピストの発展と目標達成を支援します。

WINTECARE®を選択していただいたセラピストは、私たちの国際的なネットワークの中で、各分野の専門家たちの実験や臨床結果によって編み出された統合されたメソッドによって、疼痛、腱障害、筋疾患、軟骨障害、急性および慢性炎症、手術前後のケア、非全身性/非自己免疫性の末梢静脈リンパ障害のリハビリテーションプログラムにアクセスすることが出来ます。

WINTECARE®の治療プログラムの目的は非常に明確で、かつ非侵襲的で、長期間にわたって繰り返すことができます。

最終的に臨床結果は、治療するセラピストの専門性と能力、及び診断や症状などに基づいて適確な戦略を立てることができるかどうかに左右されます。

それぞれのセラピストに対して、WINTECARE®のツールとともにテクニックスキルを伝えていくことは、私たちの効果的なプログラムを有効に活用していただくための基礎になります。

 

お問い合わせ

リハビリテーション分野での私たちのシステム

腰痛、頸部痛、腱傷害、筋損傷、軟骨傷害、捻挫、リンパ浮腫、骨折、機能障害、拘縮、低栄養、低酸素、トリガーポイント、筋膜性疼痛、コンパートメント症候群、関節症、関節炎…などは、私たちWINTECARE®のリハビリテーション領域での適応可能なものの一部です。

それぞれのケースに適した治療法を見出すためには、まずは専門医に相談することをお勧めしますが、以下は各症状の基本的な情報提供を目的に、最も一般的な臨床例のいくつかを記載しています。

腰痛

Wintecare riabilitazione lombalgia 1
Wintecare riabilitazione lombalgia 2

腰痛は、腰部の痛みが継続した状態のことで、様々な要因が重なって起こります

一般的に症状により三つのカテゴリーに分類されています

;①非特異的なもの、②神経根症状に関連したもの(例えば坐骨神経痛、下腿疼痛)、③脊髄に対して病理または病変があるもの

;後者③はかなりレアなケースと言われています

最も一般的な腰痛は①非特異的腰痛で、原因を特定することが難しい場合が多く、姿勢不良、生活環境、リスクを高めるライフスタイルなどさまざまな原因が挙げられます。

臨床的視点でみると、腰方形筋、横隔膜、深部腹筋群、殿筋、腸腰筋、梨状筋、椎間関節、脊柱起立筋群などの解剖学的な構造や機能が関与していると考えられ、痛みも含めた治療を計画していく必要があります。

臨床医は多くの場合、さまざまな検査から診断を下し、それぞれのケースに最も適すると考えられる効果的な治療方針を選択することができます。

治療薬は出現している症状に対して効果的ではありますが、あくまでも原因に対してではなく、一方でトリートメントと運動をベースにした理学療法等のリハビリテーションは、根本的な原因に対して中長期的に原因を解決するのに効果的といわれています。

症状が、脊髄硬膜上や末梢神経根の圧迫などを伴う椎間板ヘルニアによる場合、解決策は非常に複雑になります。

科学文献の多くは腰痛の問題に対して非常に多くのケースを上げていますが、そのほとんどはいくつもの要因が複雑に絡み合っているため、問題を解決することができるプロトコルを確立できていません。

しかしながら、神経根症状や硬膜上のヘルニアによる圧迫と考えられる痛みが生じた際においても、手術療法を避け、保存療法が選択されるケースも多く見受けられます。

診断と原因がWINTECARE®の治療の効果と合致している場合は、1回目の治療から痛みと機能的な問題を改善することができます。 お問い合わせ

頸部痛

Wintecare riabilitazione cervicalgia

頚部痛とは、頸部に限局した痛みが継続している状態で、多くの場合は腰痛と同じく複数の要因が重なって痛みの症状を誘発しています。

椎間板の変性による神経根症を伴う神経根圧迫のほか、姿勢不良などによる頸部への負担が原因の一つとして挙げられます。

しかしながら、痛みの症状に対して正確に起因する原因を特定することが難しい“非特異的”な場合も非常に多く見受けられます。

正確な分析を伴う診断は、効果的な保存療法の方法を見出すことができます。

私たちが頸部痛に対して治療をしている際、一般的にターゲットとしている組織は、椎間関節、傍脊椎、僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋及び頭頚部の解剖学的、機能的な骨格筋構造になります。

頸部の痛みが急性炎症でない場合、深部組織の温熱は痛みを引き起こす原因となる上記のような筋肉組織の緊張を和らげるのに非常に役立ちます。

痛みが痛覚受容器の過敏な反応に起因している場合、温熱による組織自体の柔軟性や弾力性の変化は、痛覚受容器の過敏性を改善することができます。

お問い合わせ

腱障害

Wintecare riabilitazione tendinopatia 2

腱障害とは、腱組織が病理的に変化(変性)した状態のことをいいます。

組織変性の種類は、変性の度合いにより様々なタイプとレベルがありますが、最も一般的な原因は腱を構成する組織の慢性炎症に起因すると言って良いと考えられます。

炎症は通常、身体の生理的な現象です。

怪我や過度なストレスに対する防御的な反応ですが、その炎症症状が長期間に及んだ場合、炎症反応は身体にとって有効な生理学的プロセスであったものが、患部に悪影響を及ぼす慢性炎症の状態に変化します。

急性炎症に関しては、効率的な再生が当初の計画通りに期間内にスムーズに完成することと考えられ、一方で慢性炎症は何回も炎症を起こし、再生機能と再生期間がマネジメントされていない、計画性のない状況と考えることができます。

慢性炎症が続いている腱障害の場合、組織の損傷を修復すべき再生が正常に機能せず、組織修復よりも損傷をより引き起こしている場合が多く見受けられます。

こうした状況が長引くと、組織の線維化を引き起こし、最終的に組織の石灰化を引き起こす可能性があります。

こうした問題に対して、私たちはセラピストが腱組織の“治癒”に対してどのように介入するかを臨床的研究から開発したプログラムによって提供することができます。

基本的には、局所的な微小循環の刺激とドレナージを戦略的に組み合わせていくことが重要になります。 お問い合わせ

軟骨疾患

軟骨疾患は関節の軟骨組織が病理学的に変性した状態をいいます。

組織の種類、損傷度合い、部位に応じて、さまざまな段階や種類があります。

一般的に軟骨疾患に共通することは、軟骨組織の退行性変性により軟骨自体の硬化や変形による痛みや運動制限が挙げられます。

軟骨疾患にはさまざまな原因があり、主な原因が損傷部位への栄養の供給不足や、微細な損傷から回復するための血管新生の低下による場合、損傷部位周辺の血液かん流を促すことで、軟骨組織の退行性変性を遅らせたり、組織の再生を促すなど、長期的に改善をもたらすことが可能と考えられます

お問い合わせ

捻挫

捻挫は、一時的とはいえ関節の亜脱臼による周辺の軟部組織の損傷といえます。

一般的に腫れ、痛み、機能障害のほか、場合によっては関節を構成している組織の損傷を引き起こします。

とくに腱や靭帯は損傷を起こしやすい組織になります。

短期的(急性期、亜急性期)には、痛みと腫れに起因する症状を引き起こし、関節の可動性が著しく制限されます。

長期的(慢性期)には、特に正確にリハビリテーションが行われなかった場合は、半永続的な機能障害を引き起こす可能性があります。

そのため、急性期の段階をよりうまく対処することで、捻挫後の機能障害を中心とした後遺症を残さずによりスムーズに完治させることができます。

特に受傷後すぐの腫脹と浮腫に対してドレナージを促進することで、痛みの減少や可動域の改善を進め、回復を加速させることができます。

お問い合わせ

お問い合わせ